町工場スピリッツ

〝町工場スピリッツ〟で磨く技術

こんにちは、栗山塗装工業所です。主に製造機械や医療器具などの金属部品の焼付塗装を手がけています。

粉体塗装が主力で小物部品から大型フレームまで、小ロットから大ロットまで小回りのきく対応が可能です。

また、手吹きの職人技で規格品以外にも対応できます。

　ものづくりの最前線を任されているという自負と責任をもって、様々なご要望に応えることのできる技術を日々磨いています。

ぜひ私どもの〝町工場スピリッツ〟をお確かめください。

　粉体塗装は、粉末状に砕いた塗料を金属に直接付着させて加熱し、乾燥させて固める塗装法です。

焼付塗装の一つで、一度の塗装で厚膜の塗膜を形成することができる上に柔軟性を持ちます。つまり衝撃に強く傷が付きにくい上、温度・湿度変化が激しい環境でも、その伸縮性によりヒビ割れや剥離などが発生しにくくなっています。硬度や防錆性が高く、耐久性に優れています。

また、有機溶剤などで塗料を溶かして塗装する液体塗装とは異なり、有機溶剤を一切用いないことから環境や人に優しい塗装法です。

有害な揮発性有機化合物(VOC)の排出が無い上、塗着しなかった塗料の回収・再利用が可能であるため資源を有効に活用でき環境負荷を低減できます。VOCは人体にとっても有毒なため作業員の健康面でも有効です。

SDGs「持続可能な開発目標（Sustainable Development Goals）」を目指す社会に適した塗装方法であると言えます。

この職場に来て12年目になります。若い頃に板金塗装の仕事をしていましたが、また仕事内容は違いますね。

現在は粉体塗装を担当しています。塗装業は健康被害のことを指摘されますが、溶剤塗装じゃないですし、しっかりマスクなどもしているのでこれまで問題ないです。いたって健康ですよ（笑）。

基本的にものづくりの仕事って好きなんです。自分が手をかけた商品が綺麗に仕上がった時はうれしいですし、一番やりがいを感じる時ですね。逆にそうじゃなかった時は落ち込みますし、なんでやろう、と考えますし。でもそうやって日々成長し、良い商品を提供していけてるんだと思っています。

職場はみんな仲良く、和気藹々で働きやすい雰囲気です。一緒にものづくりに携わる仲間が増えていってくれればうれしいですね。

　私たち栗山塗装工業所は、いわゆる下町の町工場です。社員20人足らず、大規模な生産能力も無ければ特別なシステムも設備もありません。それでも昭和55年の開業から今日まで稼働してきた理由はきっとあります。その存在意義が私たちの誇りです。

信頼される、頼られる私たちであるために、ご満足頂ける仕事ぶりはもちろんのこと、新技術に対しても物怖じせず挑戦し実践していく。そして、どんなオーダーにも対応していく。ご依頼を断らないことがユーザー様に対して私たちが伝えられる唯一の誠意だと考えております。

無骨で職人気質な私たちでありますが、モノづくりに対するこだわりと責任、そして喜びを知っています。これこそが私たち町工場の〝スピリッツ〟です。

これからもモノづくりに携わる方々とともに歩んでいきたいと願っております。よろしくお願い致します。

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